中学生の読書感想文におすすめの本14選。本を選ぶポイントも! 電子図書館 まなびライブラリー

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読書感想文におすすめの本

10選

青春・恋愛・ミステリーなど、
幅広くさまざまなジャンルの本を楽しめるようになる、中学生。
多感な時期だからこそ、感性豊かな読書感想文が書けるといえるでしょう。
中学生が読書感想文を書くのにおすすめの本14選をご紹介します。
  • 坊っちゃん
  • ファンタジーファンタジー 青の読み手
  • ノンフィクションノンフィクション 天才 藤井聡太
  • なぜ世界には戦争があるんだろう。どうして人はあらそうの?
  • かくれ家のアンネ・フランク
  • ファンタジー 青の読み手
  • ノンフィクション 天才 藤井聡太
  • なぜ世界には戦争があるんだろう。どうして人はあらそうの?
  • かくれ家のアンネ・フランク
本を選ぶポイント 本を選ぶポイント入試に役立つ力
  • 豊かな感受性を
    表現できるもの
    中学生ならではの豊かな感受性を、そのまま感想文に書けるような心に響くものがおすすめです。話題の映画やドラマの原作はもちろんのこと、好きなジャンルやベストセラー小説など、気軽に楽しめるものを選ぶのもよいでしょう。
  • 長期休暇にじっくり向き合える
    解決のヒントになるもの
    何のために生きるのかなど、自分に向き合い、深く考えはじめる多感な時期。長期休暇だからこそ、じっくりと考えられる本を選ぶと、感想文も深い内容になります。
  • ノンフィクションなど様々な
    ジャンルのもの
    進路や将来の夢を現実的に考え始める中学生。社会で何が起きているのかを知り、その中でどう生きていきたいかをまとめると、自分の言葉で感想文を書くことがきるでしょう。
自分らしさ 自分らしさ
サード・プレイス
『サード・プレイス』

[ 作 ] ささきあり [ 絵 ] 酒井 以
[ 出版社 ] フレーベル館

中高生が利用できる施設、サプリガーデン。そこは、「自由」に過ごすことができ、さまざまな「きっかけ」をつかむことができ、「やりたいこと」に挑戦できる場所。大切な居場所を探す物語。同年代だからこそわかる登場人物それぞれの気持ちが胸に迫り、自分だったらどうするかを考えながら感想文を書くことができます。

サード・プレイス 4人の主人公がそれぞれの悩みを抱えつつも人と関わることを知り、自分らしくいようとする姿に感動しました!
サード・プレイス 同じ場所を必要とする中高生の気持ちが伸び伸びと書かれていて、優しい小説だなと思いました。登場人物一人一人に個性があって、読みやすい本でした。
カラフル
『カラフル』

[ 作 ] 森 絵都
[ 出版社 ] 文藝春秋

「おめでとうございます、抽選に当たりました!」 生前の罪により、輪廻のサイクルから外されたぼくの魂。だが天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得た。ユーモアあるタッチで読みやすく、さまざまな悩みを抱える「ぼく」に自分を重ねたり、違いを感じたり、死と生という少し重いテーマにもさらりと入っていくことができます。映画化。産経児童出版文化賞。

カラフル 命の大切さや重さ。自分が自分以外の誰かに愛され、大切にされていることに気づかせてくれます。いつまでも物語に浸っていられる優しい本。
カラフル 辛いことがあったとき、少し勇気を出したいとき、背中を押してもらえる本です。人生に決まった色はなくて、その人ひとりひとりの色がある。そんな当たり前の事を教えてくれました。
タイムマシンに乗れないぼくたち
『タイムマシンに乗れないぼくたち』

[ 作 ] 寺地はるな
[ 出版社 ] 文藝春秋

人知れず抱えている居心地の悪さや寂しさ。そんな感情に寄り添い、ふと心が軽くなる瞬間を鮮やかに掬い取る。『水を縫う』(河合隼雄物語賞受賞)著者が送る、七篇の短編集。短編なので読みやすく、その中でも一番心を動かされた作品の感想文を書くとよいでしょう。

タイムマシンに乗れないぼくたち 自分でもよくわからない、辛さや息苦しさがある人に読んでほしい本。どの話もあたたかみがあって、自分の中のどうしようもない生きづらさや苦しさを受け止めてくれる。どの話の中にもぐっと響く言葉や台詞が出てくるので、読んでいて思わず泣きそうになった。
車夫
『車夫』

[ 作 ] いとうみく
[ 出版社 ] 文藝春秋

スカイツリーをあおぎ見る浅草を舞台に、車夫(人力車のひき手)の世界に飛び込んだ少年と周囲の人たちとのあたたかなふれあいを描く青春ストーリー。困難にであっても前向きに頑張る主人公に感情移入しやすいので、感想文も書きやすいでしょう。作者のいとうみくさんは、日本児童文芸家協会賞ほか受賞歴多数。

車夫 読み終わったあとにすっきりします。気持ちをリセットしたい人に、ぜひ読んでほしい!
車夫 走の考え方が変わっていって、次第に仲間の気持ちもわかるようになっていったのがすごいと思った。
ぼくがスカートをはく日
『ぼくがスカートをはく日』

[ 著 ] エイミ・ポロンスキー 
[ 訳 ] 西田佳子 
[ 絵 ] まめふく
[ 解説 ]松中 権
[ 出版社 ] Gakken

12歳の少年が学校劇で女性役に立候補! 波紋が広がるが、実は彼にも譲れない理由があった…。全米図書館協会の2016年度の「レインボー・ブック・リスト」選定。「大切な友だちの味方になりたい!」そんな気持ちにもなれる1冊は、国や性別を超えて、読んだ人の心を打つでしょう。

ぼくがスカートをはく日 LGBTQ+の問題について考えることができる作品。親でさえも理解してくれない。そんな気持ちを代弁してくれるような作品です。
ぼくがスカートをはく日 主人公が沢山の人に後ろ指をさされても、前に向かって指を指して自分らしく進む姿に心を打たれました。
青春・感動 青春・感動
零から0へ
『零から0へ』

[ 作 ] まはら三桃
[ 出版社 ] ポプラ社

1945年、父を戦争で亡くし、聡一は一家を支えるために大学をやめて、鉄道総局の研究所に入所する。そこには、戦争中に軍で戦闘機の設計や製作に関わり、多くの命を奪う結果を生んでしまったことを悔いる壮年の技術者たちがいた。様々な人が、過去を乗り越え、未来へ向かう様を描いた希望の物語は、胸を打つでしょう。

零から0へ 新幹線ができるまでの長い道のりのなかで、様々な人々がいて、それぞれが情熱を持っていることがよく感じられ、その情熱が新幹線を作ったことがよくわかります。
零から0へ 今では当たり前の新幹線を作ったのは、平和を祈る零戦技術者だなんて、すごいと思いました。
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バッテリー
『バッテリー』

[ 作 ] あさのあつこ
[ 出版社 ] KADOKAWA

主人公の巧はピッチャーとして抜群の野球センスをもつ少年。その巧とバッテリーを組むキャッチャー・豪の一年間の物語。読みやすいタッチ、心理描写が細やかなので登場人物の誰に対しても共感しながら読めることでしょう。映画やアニメにもなった、シリーズ累計1000万部を超える人気作品です。

バッテリー 巧の野球に対する強い気持ち、周りの家族や豪に対するぶっきらぼうな性格が伝わってきた。登場人物全員が強い意志を持っており、意志がぶつかり合う場面が特に面白かった。個人的には滅多に笑わない巧が、笑う時が一番好きである。登場人物の気持ちを考えることがとにかく面白く、発見があるので、誰にでもおすすめできる。
バッテリー 言葉遣いの荒い、家族や豪に対してもドライな主人公、巧を、はじめは少し嫌いでした。多くの人がそう思うと思います。だけど、読み進めていくうちに、巧が弟の言葉に涙したり、豪にどうお礼を伝えるか考えたりし始めて、段々と「自分がなっていってほしい巧」に変わっていきます。結末は割と突発的に終わるのですが、きっとこれから巧と豪がバッテリーを組んで、気持ちを伝えていくんだろうなと思います。長めの小説ですが、どんどん読んでしまう魅力があります。是非読んでみてください。
小説 天気の子
『小説 天気の子』

[ 作 ] 新海 誠
[ 出版社 ] KADOKAWA

大ヒット長編アニメーション映画『天気の子』の、新海誠監督自身が執筆した原作小説。天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を「選択」する物語は、映画を見た人も見ていない人にも、ぜひ読んで欲しい1冊。映像が思い浮かぶような文章は、感想文も書きやすいでしょう。

小説 天気の子 誰もが感じている世界への生き辛さを行動に移した帆高はすごいと思います。天気についての描写も綺麗で引き込まれるので読んでみてほしいです。
小説 天気の子 現実では絶対ありえない話なのに、本当に天気の子はいるのかも、と思ってしまうほど面白いです。私も陽菜みたいに、自由自在に天気を操ることができたらなぁと思います。
赤毛のアン
『赤毛のアン』

[ 作 ] L・M・モンゴメリ [ 訳 ] 松本侑子
[ 出版社 ] 文藝春秋

ちょっとした手違いから、グリン・ゲイブルスの老兄妹に引き取られたやせっぽちの孤児アン。初めは戸惑っていた2人も、明るいアンを愛するようになり、プリンス・エドワード島の自然の中で、アンは少女から乙女へと成長してゆく。アンが巻き起す愉快な事件の数々に、人生の厳しさと人々の温かさが織りこまれた永遠の名作は、感想文にぴったりです。

赤毛のアン アンから見た景色が細かく書かれていたので、読んでいて頭の中で景色を思い浮かべながら読むことができました。
赤毛のアン アンの起こしてしまう失敗の数々が面白いし、想像力が豊かなアンの考えることが大好きです!
坊っちゃん
『坊っちゃん』

[ 作 ] 夏目漱石
[ 出版社 ] 岩波書店

松山中学在任当時の体験を背景とした夏目漱石の代表作。歯切れのよい文章のリズム、思わずニヤリのユーモア、そして爽快感。マドンナ、赤シャツ、山嵐…、登場人物もヒト癖、フタ癖もある人ばかり。長期休みだからこそ、昔の名著に挑戦! 明治時代の話ですが、ストーリーはわかりやすいので、登場人物の個性に注目すると楽しく書けるでしょう。

坊っちゃん 正直でちょっと暴力的な坊っちゃんの性格が、生徒を教える立場としていいなと思いました。さすが、100年くらいたっても愛される本だと思いました。
坊っちゃん 坊っちゃんと山嵐が、赤シャツや野だいこに仕返しをするところが、「坊っちゃんも山嵐もやっちまえー!!」と、ワクワクしました。さすが夏目漱石、これが文豪だと思いました。
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ファンタジー ファンタジー
青の読み手
『青の読み手』

[ 作 ] 小森香折 [ 絵 ] 平澤朋子
[ 出版社 ] 偕成社

王都の貧民街で暮らす少年ノアは、ある日、奇妙な依頼をうける。「修道院から、ある本を持ちだしてほしい」。依頼主の男爵は、本と引きかえに、ノアが姉と慕う少女の行方を教える、という。ノアは、まだ知らない。みずからの運命がうごきだしたことを。一冊の本をめぐり紡がれる長編は、ファンタジー好きな人にぴったりです。

青の読み手 この本は、ノアという少年がしゃべれるネズミのパルメザンと、「サロモンの書」を使い、謎の男爵と戦いながら謎に迫っていく物語です。読み始めてすぐにそのストーリーに引き込まれて、一気に読み進めてしまいました。本当に面白いのでオススメです!!
ノンフィクション ノンフィクション
天才 藤井聡太
『天才 藤井聡太』

[ 作 ] 中村 徹・松本博文
[ 出版社 ] 文藝春秋

デビューでは破竹の29連勝を記録、名人・竜王を連破して全棋士参加棋戦優勝、異例の三段階昇段。史上最年少でプロ四段となった藤井聡太の活躍は、想像のはるか上を行く。師匠である杉本昌隆八段のインタビューを中心に、トップ棋士・若手棋士から語る姿など、藤井聡太の素顔がみえてくる。心を動かされる言葉やエピソードの数々に、感動した気持ちをそのまま感想文に書くことができます。

天才 藤井聡太 僕も将棋をしていますが、とてつもなく強い藤井竜王の秘訣は何かわかる本です。
天才 藤井聡太 やっぱり藤井聡太はすごいなぁ「いつか藤井聡太みたいになってみたい」そう思える本でした。オススメです!
なぜ世界には戦争があるんだろう。どうして人はあらそうの?
『なぜ世界には戦争があるんだろう。どうして人はあらそうの?』

[ 作 ] ミリアム・ルヴォー・ダロンヌ 
[ 訳 ] 伏見 操
[ 出版社 ] 岩崎書店

遠い祖先の時代から、戦争をしてきた私たち人間。戦争が好きな人間なんていないのに、どうしてなくならないの? 昔の哲学者や偉人たちの言葉を引用しつつ、わかりやすい言葉で語りかけてくれます。戦争はなくせるのか、自分なりに感じたことや考えたことを素直に感想文にしてみてください。

なぜ世界には戦争があるんだろう。どうして人はあらそうの? 今こういう戦争をしている世界だからこそ、心に来る。この本を読んで、苦しい思いをしている人たちの力に少しでもなりたいと思いました。
なぜ世界には戦争があるんだろう。どうして人はあらそうの? 私が戦争をなくすためにできることは、いろんな人に戦争が起きたらどうなるのか伝える事だと思った。一人一人が協力して少しでも変えていければ戦争はなくなると思いました。
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かくれ家のアンネ・フランク
『かくれ家のアンネ・フランク』

[ 作 ] ヤニー・ファン・デル・モーレン 
[ 訳 ] 西村由美
[ 出版社 ] 岩波書店

明るく好奇心いっぱいの女の子アンネは、13歳のある日,家族で隠れ、潜んで暮らすことになります。外は戦争、でもアンネの心のなかはいつも自由でした。喜びや怒り、夢や恋の悩みを、アンネは親友に打ち明けるように日記帳につづります。戦争の時代に生きるとは? アンネが暮らしたオランダのジャーナリストによる伝記物語。平和について考えることができます。

かくれ家のアンネ・フランク 戦争って怖いなって改めて思いました。戦争を遠い昔の話になんてしてはいけないって思うと、読みながら涙が出てきて、心が痛くなりました。
かくれ家のアンネ・フランク 私とほとんど同じ年なのにすごく怖い戦争をかくれ家で過ごし10代で亡くなったなんてすごくかわいそうだと思いました。私は二度と戦争が起こらないように、たくさんの人達が争いで亡くならないように願いたいと思います。
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  • 中学生の読書感想文におすすめの本をご紹介します。本を選ぶポイントも解説!
  • ベストセラーや、青春・感動・自分らしさ・ノンフィクションなど、面白いのでつい夢中になって読み進められる本をラインナップ。読書が苦手な中学生にもおすすめです。
  • 「まなびライブラリー・たいけんひろば」は、小学生・中学生・高校生のかたに、本が読みたくなる、本好きになる約1000冊のおすすめブックリストとして無料でお役立ていただけます。
  • 試し読みができるから、読みたくなる本にどんどん出合えます。夏休み・冬休みの読書感想文・自由研究の本を探すときにもぜひご利用ください。
  • 「たいけんひろば」でご紹介する本はすべて、進研ゼミに入会すると、追加受講費なしで自由に読むことができます。
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