高校生の読書感想文におすすめの本13選。本を選ぶポイントも! 電子図書館 まなびライブラリー

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読書感想文におすすめの本

10選

読書による興味関心が広がり専門性を深めることにつながる、高校生の読書。
多岐にわたる本を読み、感想文を書くことで、
進路選択をはじめとする未来を自分の意思で決める力を育みます。
おすすめの本13選をご紹介します。
  • 社会・哲学・人間関係社会・哲学・人間関係 人は見た目!と言うけれど
  • AIの時代を生きる
  • 大人になるっておもしろい?
  • 「空気」を読んでも従わない
  • はじめての哲学
  • サル化する世界
  • ノンフィクションノンフィクション マララ 教育のために立ち上がり、世界を変えた少女
  • 青春・感動・自分らしさ青春・感動・自分らしさ 屋上のウインドノーツ
  • 境界のポラリス
  • 社会・哲学・人間関係 人は見た目!と言うけれど
  • AIの時代を生きる
  • 大人になるっておもしろい?
  • 「空気」を読んでも従わない
  • はじめての哲学
  • サル化する世界
  • ノンフィクション マララ 教育のために立ち上がり、世界を変えた少女
  • 青春・感動・自分らしさ 屋上のウインドノーツ
  • 境界のポラリス
  • 櫓太鼓がきこえる
  • 羊と鋼の森
  • 線は、僕を描く
  • コンビニ人間
本を選ぶポイント 本を選ぶポイント入試に役立つ力
  • 社会で注目されているテーマ AIや格差社会など、社会で注目されているテーマを選ぶと、自分の考えも深まり、視野も広がります。それを解決するためにはどうすればよいかを考えるところから、感想文を書くこともできます。
  • 自分の興味関心のあるもの 趣味や部活動など、自分が興味関心のあるものだと内容も理解しやすく、自分の考えと比較しながら書くことができます。将来の進路選択や推薦入試の際の志望動機を記入する際にも役立ちます。
  • 同世代がテーマのもの 同じ高校生が主人公だと感情移入しやすいので、普段本に親しんでいない人でも、読み進めることができるでしょう。感想文も自分の考えと比較することで、スムーズに書けます。
社会・哲学・人間関係 社会・哲学・人間関係
人は見た目!と言うけれど
『人は見た目!と言うけれど』

[ 作 ] 外川浩子
[ 出版社 ] 岩波書店

もし自分の顔に、目立つあざや傷あとがあったら…? そうした症状をもつ人たちが直面する、いじめや差別などの困難――。当事者と共に悩み、失敗をくり返しながら解決に取り組んできた作者が、脱毛症、口唇口蓋裂、アルビノなど様々な症状の人たちの体験を伝え、周りの人はどう関係を築けばよいのかを考えます。自分だったらどうするかイメージしながら感想文を書くと良いでしょう。

人は見た目!と言うけれど 見た目が少し違うというだけで当事者が悲しい思いをしてしまうことがあると知って、ショックを受けました。たくさんの人がお互いの個性や違いを認め合える社会になってほしいと思います。
人は見た目!と言うけれど 人は、全てが見た目だけじゃないんだよ、ということを改めて教えてくれた素敵な作品でした! 自分らしさを大切にして、これからの生活を過ごしていきたいです。
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AIの時代を生きる
『AIの時代を生きる』

[ 作 ] 美馬のゆり
[ 出版社 ] 岩波書店

AIの存在感が増し、便利な暮らしへの期待や憧れが高まる一方で、仕事を奪われる不安に揺れる現代人。人とAIの未来はどうあるべきなのか。大学教授でもあり、多様な学術的背景をもつ美馬のゆりさんが、AIの歴史、その仕組みを解説しつつ、両者にとってよりよい社会のつくり方、さらには一人一人ができることを、「創造力と共感力」をキーワードに語ります。AIが普通に存在する日々を生きる高校生に、おすすめの1冊。

AIの時代を生きる AIのすごさが、私にもとっても分かりやすい。とてもよかったので、是非とも読んで欲しいです。
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大人になるっておもしろい?
『大人になるっておもしろい?』

[ 作 ] 清水真砂子
[ 出版社 ] 岩波書店

自分を信じきれず、個性や〝らしさ〟を探しながらも一方で人と違わないことに心を砕く若者たち。大人になる直前のとまどいや悩みは尽きず、未来に希望を思い描くのも難しい。そんな10代に魂をゆさぶる数々の物語を通して、悩むこと、傷つくことを恐れず、もっと伸びやかに自由に生きようと呼びかける、青春の羅針盤となる一冊。作者の清水真砂子さんはU・K・ル=グウィン『ゲド戦記』(日本翻訳文化賞受賞)の訳者としても有名です。

「空気」を読んでも従わない
『「空気」を読んでも従わない』

[ 作 ] 鴻上尚史
[ 出版社 ] 岩波書店

「個性」が大事というけれど、集団の中であまり目立つと浮いてしまう、他人の視線を気にしながら、本当の自分は抑えつけていかないと……。この社会はどうしてこんなに息苦しいのだろう。もっと自分らしく、伸び伸びと生きていきたい! 人気作家・劇作家、鴻上尚史さんからのとっておきのアドバイスは、心に響きます。

「空気」を読んでも従わない 沢山の言葉が私の胸に刺さりました。自分なりの考え、分からなかった自分の気持ちに気づける最高の本でした。
「空気」を読んでも従わない 自分がなぜ友人と会い息苦しいのかがわかりました。少なくとも自分は素晴らしい本だと感じました。自分のすんでる世界を、身の回りの環境をよく見直せる良い機会だと思います。
はじめての哲学
『はじめての哲学』

[ 作 ] 藤田正勝
[ 出版社 ] 岩波書店

なんのために生きるのか? と考える自分とはなんだろう? 哲学の問いは、いつも私たちの日常の中から生まれてきました。「自己」「生と死」「真理」「実在」「言葉」……古代から現代まで、人間が考え挑み続けてきた根源的な問いの数々を、やさしい言葉で一から解きほぐします。予備知識不要の哲学入門書は、夏休みの読書に最適です。

はじめての哲学 誰のために、なんのために生きるのかと言うことを考えられる話です。哲学なんて興味がなかったんですが、いろいろなことを考えるきっかけになり、とても気に入りました。
はじめての哲学 普段考えないようなことを深く考えることができ、視野がとても広がった気がします。
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サル化する世界
『サル化する世界』

[ 作 ] 内田 樹
[ 出版社 ] 文藝春秋

「今さえよければ自分さえよければ、それでいい」――サル化が急速に進む社会でどう生きるか?  AI時代の教育、高齢者問題、人口減少社会、貧困、日本を食いモノにするハゲタカ……モラルの底が抜けた時代に贈る、知的挑発の書。作者の内田樹さんは小林秀雄賞など、数々の受賞作を世に出している思想家。長期休みだからこそ、読み応えのある本を。

サル化する世界 内田樹さんは、中高一貫校適性検査の過去問に他の本の文が出ていたのがきっかけで、この本を読んでみました。この本を読む前と読んだ後に、サルと人間の違うところってどこだろう、と考えてみると随分変わって見えました。いかなるときも倫理的に考えられるのは本当の『人間』かなぁ~と、思いました。私は、いつでも自分を忘れず、見掛けだけじゃない、本当の『人間』で在りたいなと感じました。
サル化する世界 自分の思考の斜め上から、いろんな物事を知ることができます。
ノンフィクション ノンフィクション
マララ 教育のために立ち上がり、世界を変えた少女
『マララ 教育のために立ち上がり、世界を変えた少女』

[ 作 ] マララ・ユスフザイ パトリシア・マコーミック
[ 訳 ] 道傳愛子
[ 出版社 ] 岩崎書店

女の子が学校に通う権利を訴え、武装勢力タリバンに襲撃され重症を負ったマララ・ユスフザイさん。いまイギリスで暮らす彼女が若い読者に語りかけます。幼いころの思い出、家族のこと、タリバンの侵攻、命をかけて訴えてきた「女の子が学校に通う権利」、襲撃を受けた「あの日」のこと、そして故郷から遠く離れて暮らす現在。信念を持ち続ける同世代のマララさんにだれもが心を揺さぶられることでしょう。2014年ノーベル平和賞受賞!

マララ 教育のために立ち上がり、世界を変えた少女 日本で暮らす私たちはとても幸せだということが改めてわかりました。勉強が嫌だったり、面倒くさいなと思う時もあるかもしれないけど、この世界には学びたくても、勉強が出来ない人々もたくさんいるから、感謝しなければいけないなと思いました。
マララ 教育のために立ち上がり、世界を変えた少女 学校にいく、運動する、友達や家族と話す…いつもしている当たり前のことが世界のどこかの子には当たり前ではないかもしれない。そんなことがわかる本でした。
青春・感動・自分らしさ 青春・感動・自分らしさ
屋上のウインドノーツ
『屋上のウインドノーツ』

[ 作 ] 額賀 澪
[ 出版社 ] 文藝春秋

吹奏楽にかけた青春物語。松本清張賞受賞作――引っ込み思案の志音は、屋上で吹奏楽部の部長・大志と出会い、人と共に演奏する喜びを知る。圧倒的熱さで駆け抜ける青春の物語。決して小さくはない過去の傷や挫折を抱えながら、懸命に吹奏楽に打ち込む少女と少年の奮闘の姿が爽やかに描かれています。部活に打ち込んでいる人におすすめです。

屋上のウインドノーツ 私も吹奏楽部で、しかも弱小だからすごく共感でき、すごく勇気を貰えました。吹奏楽部に入ってよかったと思わせてくれる作品でした。
屋上のウインドノーツ 吹奏楽経験の有無に関わらず読んで欲しい。部長になってから毎日悩んでばかりでしたが、この本を読んで答えが見つかった気がします。明日からを前向きに生きようと思える、そんな小説でした。
境界のポラリス
『境界のポラリス』

[ 作 ] 中島 空
[ 出版社 ] 講談社

恵子は中国生まれ日本育ちの高校生。ある日、バイト先のコンビニでマナーの悪い客にからまれているところを、大学院で中国文学を学ぶ幸太郎に助けられる。自身のアイデンティティに悩む主人公と、国籍を超えた感動的な友情を通し、素直な気持ちで感想を書くことができるでしょう。異文化交流の難しさと大切さを伝える、第61回講談社児童文学新人賞佳作入選作品。

境界のポラリス 外国人が日本にすむ大変さや、他の言語を話すことのたいへんさが良くわかりました。私も、もっと外国語を勉強し、いろいろな国の人を理解したいと思いました。
境界のポラリス どの国に生まれたかということは絶対変えられない「ふるさと」というものために、人は苦しくなり、周りのサポートがその人にはどれほど助かっているのか、分かりました。
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櫓太鼓がきこえる
『櫓太鼓がきこえる』

[ 作 ] 鈴村ふみ
[ 出版社 ] 集英社

7歳の篤は高校を中退し、先の見えない毎日を過ごしていたが、相撲部屋に呼出見習いとして入門することに。兄弟子力士たちの焦りや葛藤を間近に感じながら、「呼出」という仕事に就いた自分の在り方を見つめ直していく。知られざる角界の裏方「呼出」に光を当てる新しい相撲小説で、自分の世界を広げて見ましょう。第33回小説すばる新人賞受賞作。

櫓太鼓がきこえる 大相撲ファンの私としては、この本があって嬉しかったです。ふだん、ニュースでも「呼出」についての話題は見たことないので、新しかったです。篤の成長に、どこか自分を重ねられます。相撲について知らなくても、楽しく読めると思います!!
櫓太鼓がきこえる 相撲界の裏方の目線で描かれた、絆で繋がっていく人々の物語です。相撲は裏方で描かれることはあまり無いので、新しい発見や驚きがあります。初めはどこか無気力だった主人公、篤がどのように変わり、成長していくのかは必見です!!! 相撲に興味が無い人や、ルールを知らない人でも、問題なく読めると思います。私もそうでした。ぜひ、読んでみてください!
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羊と鋼の森
『羊と鋼の森』

[ 作 ] 宮下奈都
[ 出版社 ] 文藝春秋

高校生の時、偶然ピアノ調律の世界に魅せられた外村。ピアノを愛する姉妹や先輩、恩師との交流を通じて、人として成長していく青年の姿を、温かく静かな文章で綴った感動作。第13回本屋大賞、第4回ブランチブックアワード大賞2015など、数々の著名な文学賞を受賞。豪華キャストで映画化もされた話題の1冊は、映像を思い出すと感想文も書きやすいでしょう。

羊と鋼の森 外村さんの調律師としての成長を描いた話です。はじめの文の続きが気になり、どんどん読めました。
羊と鋼の森 羊と鋼の森、とっても不思議なタイトルだ。作品を読んで、羊も、鋼もピアノを作る物なのだとわかった。じゃあ「森」は。私は、自分だと思う。みんな森の中にいる。
線は、僕を描く
『線は、僕を描く』

[ 作 ] 砥上裕將
[ 出版社 ] 講談社

「できることが目的じゃないよ。やってみることが目的なんだ」 家族を失い真っ白い悲しみのなかにいた青山霜介は、バイト先の展示会場で面白い老人と出会う。その人こそ水墨画の巨匠・篠田湖山だった。まったくの素人の霜介は、困惑しながらも水墨の道へ踏み出すことになる。映画化でも話題の第59回メフィスト賞ほか数々の賞を受賞した心温まる水墨画小説。

線は、僕を描く 「過去」に辛い思いをした人、「今」辛い思いをしている人、「これから」変わりたいと思っている人に是非読んで欲しいです。
線は、僕を描く 霜介と千瑛の水墨画に向かう姿がとてもかっこいい。何かに熱中する素晴らしさと人との繋がりを物語ってくれる素晴らしい作品だった。
コンビニ人間
『コンビニ人間』

[ 作 ] 村田沙耶香
[ 出版社 ] 文藝春秋

36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる。ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。「普通」とは何か? 現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作! 世界各国でベストセラーの話題の書は、感想文にもおすすめです。

コンビニ人間 人間とは何か? 人間の生き方にマニュアル(見本)はあるのか? 色々と考えさせられる、いいお話でした。
コンビニ人間 「自分らしく存在する」とはどういうことか、また「自分らしく生きる」とはなんなのか、考えるきっかけになりました。
  • 高校生の読書感想文におすすめの本をご紹介します。本を選ぶポイントも解説!
  • ベストセラーや感動の青春小説、話題の社会テーマをやさしく解説する新書まで、面白いのでつい夢中になって読み進められる本をラインナップ。読書が苦手な高校生にもおすすめです。
  • 「まなびライブラリー・たいけんひろば」は、小学生・中学生・高校生のかたに、本が読みたくなる、本好きになる約1000冊のおすすめブックリストとして無料でお役立ていただけます。
  • 試し読みができるから、読みたくなる本にどんどん出合えます。夏休み・冬休みの読書感想文・自由研究の本を探すときにもぜひご利用ください。
  • 「たいけんひろば」でご紹介する本はすべて、進研ゼミに入会すると、追加受講費なしで自由に読むことができます。
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