中学入試~大学入試まで 入試に出た本・おすすめの本21選 電子図書館 まなびライブラリー

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読書感想文におすすめの本

10選

読書は、入試に出題される作品に出あったり、入試に必要な力を育んだりする機会。
受験はまだ先かもしれませんが、夏休みなどにじっくりと入試に出た本を読んでおくと、
早めに傾向をイメージすることができ安心です。
過去の入試に出た本やおすすめの本21選をご紹介します。
  • 小説(中学入試・高校入試)小説(中学入試・高校入試) リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ
  • 月白青船山
  • 十四歳日和
  • クラスメイツ
  • おとめの流儀。
  • 7.5グラムの奇跡
  • お探し物は図書室まで
  • 論説文(中学入試~大学入試)論説文(中学入試~大学入試) 大人になるっておもしろい?
  • 「空気」を読んでも従わない
  • 論説文(中学入試~大学入試) 大人になるっておもしろい?
  • 「空気」を読んでも従わない
  • 人は見た目!と言うけれど
  • はじめての哲学
  • AIの時代を生きる
  • サル化する世界
本を選ぶポイント 本を選ぶポイント入試に役立つ力
  • 集中力を高める 長文が出ることも多い入試の国語。今のうちから集中して本を読むようにすると、入試本番で力を発揮します。
  • 読解力が身につく 主人公がさまざまな人生の問題を乗り越えるような内容から、論理性を問われる題材まで、多岐にわたる内容の本を読むことで読解力を身につけることができます。
  • 自分の考えを
    述べる練習になる
    社会で注目されるテーマについて、自分の考えを述べる出題も一般的です。読みながら自分だったらどう考え、行動するのかをイメージしながら読むと、入試対策にもなるでしょう。
小説(中学入試・高校入試) 小説(中学入試・高校入試)
リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ
『リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ』

[ 作 ] こまつあやこ
[ 出版社 ] 講談社

マレーシアからの帰国子女、沙弥は、日本の中学に順応しようと四苦八苦。ある日、延滞本の督促をしてまわる有名な三年生の「督促女王」から図書室に呼び出され、いっしょに「ギンコウ」に行くことに。それは「銀行」ではなく、短歌の「吟行」のことだった。短歌なんて詠んだことのない沙弥は戸惑うが、でたらめにマレーシア語を織り交ぜた短歌を詠んでみると…。2019年度中学入試最多出題作。

リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ 中学生ならではの思い切りのよさや葛藤が、色々な表現を使って表されているとっても面白い本です。短歌が好きな人もそうでない人も、この本を手にとった人全員に読んでほしいです。
リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ 短歌って、自分の気持ちを直接言わないから、想像力が広がってよいなと思いました。私も短歌を詠んでみようと思いました。
月白青船山
『月白青船山』

[ 作 ] 朽木 祥
[ 出版社 ] 岩波書店

夏休み、旅行の計画がふいになった兵吾と主税の兄弟は、鎌倉に住む大叔父さんのお屋敷に預けられることに。二人は地元の少女、静音と知り合って遊ぶようになるが、ある日、見知らぬ谷に迷い込んでしまい…。鎌倉の歴史と伝説が彩る、本格ファンタジー。公立高校入試出題。

十四歳日和
『十四歳日和』

[ 作 ] 水野瑠見
[ 出版社 ] 講談社

本当の自分を探しに行く! 十四歳の一年間を瑞々しく描く、オムニバス。それぞれ悩みを抱える中、他者と向き合うことで本当の自分に気づいていきます。思春期の繊細な感情が、爽やかな心地よい文体で描かれていて、共感しながら読むことができます。中学入試、公立高校入試出題。

十四歳日和 一番面白いなと思ったところは、4つのお話の主人公は違うのに物語が繋がっていること。リアルな中2の心情が書かれていて共感できるところが沢山あったし、1つの物語が終わった後の話とか次の話にちょっと出てきたりするから、ワクワクして読めて本をめくる手が止まらなかった。
十四歳日和 読み終わって、とても温かい気持ちになりました。友達関係で悩んだり、14歳らしいなあと思いました。春、夏、秋、冬、の季節ごとに主人公が違っていて、私が共感したのは、春のお話かな、と思います。
クラスメイツ
『クラスメイツ』

[ 作 ] 森 絵都
[ 出版社 ] 偕成社

森絵都さんが、直木賞受賞後はじめて描く中学生群像。中学1年生24人のクラスメイトたち、その1人1人を主人公にした24のストーリーで思春期の1年間を描いた連作短編集。子どもじゃないけど大人でもない、そんな特別な時間の中にいる中学生たちの1年間。だれもが身にしみるリアル。シリアスなのに笑えて、コミカルなのにしみじみとしたユーモアでくるんだ作品集。中学入試で過去多数出題。

クラスメイツ クラスの中で起きる出来事や事件がリアルで、読んでいて面白かったです。いろんな子の視点から書かれていて一人一人個性があるなと感じました。たくさん共感できて面白いのでぜひ読んでみてください。
クラスメイツ 思春期の心がかかれていて同じ中学生としてとても共感できる本でした。とくに3人組で行動しているときに、自分の知らない話をされるときの不安な気持ちにとても共感できました。
おとめの流儀。
『おとめの流儀。』

[ 作 ] 小嶋陽太郎
[ 出版社 ] ポプラ社

中学生になったさと子が入部したのは「なぎなた部」。部長の朝子さんから告げられた部の目標は、なぜか「剣道部を倒す」こと!? さと子にはもう一つ、中学生になったらやるべきことがあった。それはお父さんを探すこと。さと子の13年の人生をかけた闘いが始まる! 同作者による『ぼくのとなりにきみ』(ポプラ社)は2019年度中学入試頻出作品。

おとめの流儀。 私もなぎなたをやっているのですが、この本でなぎなたへの思いが変わった気がしました。聡子の一生懸命な姿に尊敬です!
おとめの流儀。 すごく感動する本です。父親探しと、学校生活がいいバランスで描かれています。読み終わったあとの爽快感がすごくいいです。
ヨンケイ!!
『ヨンケイ!!』

[ 作 ] 天沢夏月 [ 絵 ] Re°
[ 出版社 ] ポプラ社

慢性的な人数不足に悩む離島・大島の渚台高校陸上部に、奇跡的に男子4人のスプリンターが揃った。インターハイ予選を目前に控え、100×4リレー(四継)に挑むことになるが、メンバーの人間関係はサイアク。お互いが本音でぶつかり合ううちに、しだいにチームに変化が。4人のバトンが繋がるとき、感動に胸が熱くなる。高校入試で多数出題、必読の1冊です。

ヨンケイ!! 陸上の作品は好きでよく見ていたのですが、この作品は今まででもTOPに入るほど面白かったです!! みんながそれぞれの陸上に対する感情を抱きながら「ヨンケイ」のチームメイトへと進んでいく姿が感動的でした。陸上が好きな人も、そうじゃない人も読んでいて楽しい一作です!!
ヨンケイ!! 陸上のことを全く知らない私でも、お話にのめり込んでいました。それぞれ違う考えや悩みを持っていたけれど、最後には少しずつ、チームに近づいていった4人が素敵だな、と思いました。
そらのことばが降ってくる 保健室の俳句会
『そらのことばが降ってくる 保健室の俳句会』

[ 作 ] 高柳克弘 [ 絵 ] あやのあゆ
[ 出版社 ] ポプラ社

顔のホクロをからかわれて教室に行けなくなってしまったソラは、保健室で風変わりな同級生ハセオに会い、謎句(ナゾク)という俳句遊びに誘われる。ソラはどんどん、自由で深いその表現世界に魅せられていく。傷ついた自分の心と向き合ったソラが作った句は…。気鋭の俳人が描くさわやかな青春小説! 小学館児童出版文化賞。中学入試で出題。

そらのことばが降ってくる 保健室の俳句会 面白かったです。俳句は普段はあまり触れないけれど決まった言葉だからこそいいことがあると思いました。最後の一句はとくに心に染みました。
そらのことばが降ってくる 保健室の俳句会 タイトルが無性に気になってしまって借りてみました。俳句なんて国語の授業で少し触れただけだけれど、そんな私でも夢中になって読めました。
朔と新
『朔と新』

[ 作 ] いとうみく
[ 出版社 ] 講談社

事故で視力を失った兄は、走ることをやめた弟に告げる。「伴走者になってほしい」。かくして兄と弟は、一本のロープをにぎり、コースへと踏み出してゆく―。ブラインドマラソンは、兄弟の絆を再生するのか。物語文としては多くの中学入試で出題。いとうみくさんは、今後の入試でも出題が予想され必読です。

朔と新 不慮の事故で両目を失明した兄の朔と、走ることをやめた弟の新に、私たちが五感を持っていることを大切に思えました。大切なものを失う怖さと家庭内の問題、諦めないことの重要さに気づかせてくれました。
朔と新 朔と新の対照的だった考えが、最後に重なる感じがしてとても良かったです!!
水を縫う
『水を縫う』

[ 作 ] 寺地はるな
[ 出版社 ] 集英社

松岡清澄、高校一年生。両親が離婚し、祖母と、市役所勤めの母と、結婚を控えた姉の水青との四人暮らし。学校で手芸好きをからかわれ、周囲から浮いている清澄は、かわいいものや華やかな場が苦手な姉のため、ウェディングドレスを手作りすると宣言するが…。世の中の〈普通〉を踏み越えていく、清々しい家族小説。河合隼雄物語賞受賞。中学入試で多数出題。

水を縫う 「みんな違ってみんな良い」という言葉がぴったりな物語だった。人と趣味が違う、考え方が違う、愛情表現の仕方が違う、といった登場人物がいたが、みんなそれぞれの信念に向かっている様子が印象に残っている。
水を縫う 男子だって、裁縫をしたっていい。姉のためにウエディングドレスを作る、主人公の一生懸命さが、伝わってきます。作るまでの想いが、気持ちが交差するお話です。こんな時代だからこそ読んで欲しい一冊です。
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櫓太鼓がきこえる
『櫓太鼓がきこえる』

[ 作 ] 鈴村ふみ
[ 出版社 ] 集英社

17歳の篤は高校を中退し、先の見えない毎日を過ごしていたが、相撲部屋に呼出見習いとして入門することに。兄弟子力士たちの焦りや葛藤を間近に感じながら、「呼出」という仕事に就いた自分の在り方を見つめ直していく。選考委員を唸らせた、知られざる角界の裏方「呼出」に光を当てる新しい相撲小説で、自分の世界を広げて見ましょう。第33回小説すばる新人賞受賞作。公立高校入試で多数出題。

櫓太鼓がきこえる 大相撲ファンの私としては、この本があって嬉しかったです。ふだん、ニュースでも「呼出」についての話題は見たことないので、新しかったです。篤の成長に、どこか自分を重ねられます。相撲について知らなくても、楽しく読めると思います!!
櫓太鼓がきこえる 相撲界の裏方の目線で描かれた、絆で繋がっていく人々の物語です。相撲は裏方で描かれることはあまり無いので、新しい発見や驚きがあります。初めはどこか無気力だった主人公、篤がどのように変わり、成長していくのかは必見です!!! 相撲に興味が無い人や、ルールを知らない人でも、問題なく読めると思います。私もそうでした。ぜひ、読んでみてください!
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透き通った風が吹いて
『透き通った風が吹いて』

[ 作 ] あさのあつこ
[ 出版社 ] 文藝春秋

野球部を引退したら、空っぽになってしまった渓哉。自分の道を決めた親友、そして地元に帰ってきて父親のあとを継いだ兄。モラトリアムの時期を迎えた高校生の焦燥、そして淡い恋を描く、心が澄み渡る青春小説。過去に高校入試で出題。読みやすく名作ぞろいのあさのあつこさんは入試頻出の作家さんです。

透き通った風が吹いて 家族のことや部活のこと、自分のこと、友達のこと。悩むことはたくさんあるけど、そのなかで自分を見いだしていく主人公に親近感がわきました。爽やかで自分と照らし合わせていける。そんな最高の一冊です。
風に恋う
『風に恋う』

[ 作 ] 額賀 澪
[ 出版社 ] 文藝春秋

かつては全国大会連続金賞だったが、現在は見る影もない名門高校吹奏楽部に、黄金時代の部長がコーチとして戻ってきた。そして1年生の基を部長に任命し…。はたして全国大会への切符を手にすることはできるのか!? 青春小説の名手・額賀澪さんが紡ぎだすリアルで美しい言葉たちが部活動に青春をささげる中高生の胸に突き刺さる、涙腺決壊の王道青春エンタメ小説! 高校入試に出題。

風に恋う とてもよかったです。他の本にはないきれいごとばかりじゃないお話。他の人からの自分へ嫉妬や嫌悪など色々な感情が渦巻く中でも、主人公の強さに憧れました。
風に恋う 主人公の基が、一度諦めた道を、衝撃的な出来事で息を呑む速さで駆け上がっていく姿が何よりかっこいいです。ここまで感情移入できる本があるか!と、自分の中で一位に挙げられる、額賀さんの超大作です。
羊と鋼の森
『羊と鋼の森』

[ 作 ] 宮下奈都
[ 出版社 ] 文藝春秋

高校生の時、偶然ピアノ調律の世界に魅せられた外村。ピアノを愛する姉妹や先輩、恩師との交流を通じて、人として成長していく青年の姿を、温かく静かな文章で綴った感動作。第13回本屋大賞、第4回ブランチブックアワード大賞2015など、数々の著名な文学賞を受賞。豪華キャストで映画化もされた話題の1冊! 中学入試・高校入試で多数出題。

羊と鋼の森 外村さんの調律師としての成長を描いた話です。はじめの文の続きが気になり、どんどん読めました。
羊と鋼の森 羊と鋼の森、とっても不思議なタイトルだ。作品を読んで、羊も、鋼もピアノを作る物なのだとわかった。じゃあ「森」は。私は、自分だと思う。みんな森の中にいる。
7.5グラムの奇跡
『7.5グラムの奇跡』

[ 作 ] 砥上裕將
[ 出版社 ] 講談社

国家試験に合格し、視能訓練士の資格を手にしたにもかかわらず、野宮恭一の就職先は決まらなかった。後がない状態で面接を受けたのは、北見眼科医院という街の小さな眼科医院。
人の良い院長に拾われた恭一は、凄腕の視能訓練士・広瀬真織、マッチョな男性看護師・剛田剣、カメラが趣味の女性看護師・丘本真衣らと、視機能を守るために働きはじめる。
精緻な機能を持つ「目」を巡る、心温まる連作短編集。中学入試に出題。

7.5グラムの奇跡 自分が今、見えているというのは当たり前なことではなく、奇跡のようなものなんだ、と思いました。私は、これから目が見えていること、そして今耳が聞こえていることや、喋れることなどに感謝しようと思いました。実は奇跡は回りに溢れているということを気づかせてくれる、そんな感動的な本です。今いろいろなことが辛い人や、いろんなことに恵まれている人にも読んでもらいたいです。
7.5グラムの奇跡 私は、この本を読んで初めて「視能訓練士」という仕事を知りました。自分は視力がいいほうで、目の病気に悩んでいたりすることはありませんが、この本を読んで、自分の目を大事にしようと思いました。
お探し物は図書室まで
『お探し物は図書室まで』

[ 著] 青山美智子
[ 出版社 ] ポプラ社

お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか? 悩める人々が立ち寄った小さな図書室。不愛想だけど聞き上手な司書さんが思いもよらない選書と可愛い付録で人生を後押しします。明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。公立高校入試で出題。

お探し物は図書室まで ある図書室にいる司書さんがいろんな悩みを抱えた利用者にオススメの本を紹介するお話です。ほっと一息つけるあたたかいお話なのでとってもオススメです!
お探し物は図書室まで 連作短編というジャンルの本です。自分もまた、どこかで誰かを助け、どこかで誰かに助けられるのだな、と感じました。離れているようで、みんな誰かと必ず繋がっている、そう思えた作品です。
論説文(中学入試~大学入試) 論説文(中学入試~大学入試)
大人になるっておもしろい?
『大人になるっておもしろい?』

[ 作 ] 清水真砂子
[ 出版社 ] 岩波書店

自分を信じきれず、個性や〝らしさ〟を探しながらも一方で人と違わないことに心を砕く若者たち。大人になる直前のとまどいや悩みは尽きず、未来に希望を思い描くのも難しい。そんな10代に魂をゆさぶる数々の物語を通して、悩むこと、傷つくことを恐れず、もっと伸びやかに自由に生きようと呼びかける、青春の羅針盤となる一冊。過去中学入試・高校入試に出題。

「空気」を読んでも従わない
『「空気」を読んでも従わない』

[ 作 ] 鴻上尚史
[ 出版社 ] 岩波書店

「個性」が大事というけれど、集団の中であまり目立つと浮いてしまう、他人の視線を気にしながら、本当の自分は抑えつけていかないと……。この社会はどうしてこんなに息苦しいのだろう。もっと自分らしく、伸び伸びと生きていきたい! 人気作家・劇作家、鴻上尚史さんからのとっておきのアドバイスは、心に響きます。複数の中学で出題。

「空気」を読んでも従わない 沢山の言葉が私の胸に刺さりました。自分なりの考え、分からなかった自分の気持ちに気づける最高の本でした。
「空気」を読んでも従わない 自分がなぜ友人と会い息苦しいのかがわかりました。少なくとも自分は素晴らしい本だ。
人は見た目!と言うけれど
『人は見た目!と言うけれど』

[ 作 ] 外川浩子
[ 出版社 ] 岩波書店

もし自分の顔に、目立つあざや傷あとがあったら…? そうした症状をもつ人たちが直面する、いじめや差別などの困難――。当事者と共に悩み、失敗をくり返しながら解決に取り組んできた作者のが、脱毛症、口唇口蓋裂、アルビノなど様々な症状の人たちの体験を伝え、周りの人はどう関係を築けばよいのかを考えます。

人は見た目!と言うけれど 見た目が少し違うというだけで当事者が悲しい思いをしてしまうことがあると知って、ショックを受けました。たくさんの人がお互いの個性や違いを認め合える社会になってほしいと思います。
人は見た目!と言うけれど 人は、全てが見た目だけじゃないんだよ、ということを改めて教えてくれた素敵な作品でした! 自分らしさを大切にして、これからの生活を過ごしていきたいです。
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はじめての哲学
『はじめての哲学』

[ 作 ] 藤田正勝
[ 出版社 ] 岩波書店

なんのために生きるのか? と考える自分とはなんだろう? 哲学の問いは、いつも私たちの日常の中から生まれてきました。「自己」「生と死」「真理」「実在」「言葉」……古代から現代まで、人間が考え挑み続けてきた根源的な問いの数々を、やさしい言葉で一から解きほぐします。中学入試ほか、複数の公立高校入試で出題。

はじめての哲学 誰のために、なんのために生きるのかと言うことを考えられる話です。哲学なんて興味がなかったんですが、いろいろなことを考えるきっかけになり、とても気に入りました。
はじめての哲学 普段考えないようなことを深く考えることができ、視野がとても広がった気がします。
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AIの時代を生きる
『AIの時代を生きる』

[ 作 ] 美馬のゆり
[ 出版社 ] 岩波書店

AIの存在感が増し、便利な暮らしへの期待や憧れが高まる一方で、仕事を奪われる不安に揺れる現代人。人とAIの未来はどうあるべきなのか。大学教授でもあり、多様な学術的背景をもつ美馬 のゆりさんが、AIの歴史、その仕組みを解説しつつ、両者にとってよりよい社会のつくり方、さらには一人一人ができることを、「創造力と共感力」をキーワードに語ります。

AIの時代を生きる AIのすごさが、私にもとっても分かりやすい。とてもよかったので、是非とも読んで欲しいです。
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サル化する世界
『サル化する世界』

[ 作 ] 内田 樹
[ 出版社 ] 文藝春秋

「今さえよければ自分さえよければ、それでいい」――サル化が急速に進む社会でどう生きるか?  AI時代の教育、高齢者問題、人口減少社会、貧困、日本を食いモノにするハゲタカ……モラルの底が抜けた時代に贈る、知的挑発の書。作者の内田樹さんは小林秀雄賞など、数々の受賞作を世に出している思想家。大学入試で出題。

サル化する世界 内田樹さんは、中高一貫校適性検査の過去問に他の本の文が出ていたのがきっかけで、この本を読んでみました。この本を読む前と読んだ後に、サルと人間の違うところってどこだろう、と考えてみると随分変わって見えました。いかなるときも倫理的に考えられるのは本当の『人間』かなぁ~と、思いました。私は、いつでも自分を忘れず、見掛けだけじゃない、本当の『人間』で在りたいなと感じました。
サル化する世界 自分の思考の斜め上から、いろんな物事を知ることができます。
  • 中学入試から大学入試まで、入試に出た本、今読んでおきたいおすすめの本をご紹介します。
  • 入試問題にでてくる作品は、実は「読んでみたらおもしろい!」という作品がいっぱい。
  • ふだんの読書から、入試に出てくるような本を読んでおくと、読解スピードもあがり、考えも深められて、おすすめです!
  • 「まなびライブラリー・たいけんひろば」は、小学生・中学生・高校生のかたに、本が読みたくなる、本好きになる約1000冊のおすすめブックリストとして無料でお役立ていただけます。
  • 試し読みができるから、読みたくなる本にどんどん出合えます。夏休み・冬休みの読書感想文・自由研究の本を探すときにもぜひご利用ください。
  • 「たいけんひろば」でご紹介する本はすべて、進研ゼミに入会すると、追加受講費なしで自由に読むことができます。
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