ワクワクする高揚感や感動する気持ちが心の成長を促します。
面白いのでつい夢中になって読み進められ、
読書感想文を書くにも役立つおすすめの本15選をご紹介します。
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「最後まで読めた!」という
実感が持てる短めのもの 自分で選んだ本を最後まで読み終えられた経験は、読書以外の学びにもプラスの影響を与え、いろんなことに前向きに取り組む姿勢につながります。 -
好きなジャンルができ、
自分の世界を広げるもの 冒険ものやファンタジー、推理ものなどの好きなジャンルができると、自分の世界を広げるきっかけにもなります。 -
昔からの名作や、
古典の入り口「昔話」 ロングセラーの名作は、感受性が豊かな小学校中学年の心の成長をうながします。また「昔話」は上の学年で習う「古典」の入り口にもなります。
たくさんの魅惑的な駄菓子が並んでいる、ふしぎ駄菓子屋銭天堂。女主人・紅子がすすめる駄菓子は、どれもその人にぴったり。でも、食べ方や使い方をまちがえると…? テレビアニメにもなった人気シリーズ。全国学校図書館協議会・選定図書(2013)。第3回「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」で第1位になるなど、子どもにも大人にも愛される作品です。
アニメ映画にもなり、世界各国で愛されている名作! 「ひとり立ち」するためにはじめての街にやってきた13歳の魔女キキと相棒の黒猫ジジ。彼女が懸命に考えて自立するために始めた仕事は、ほうきで空を飛んで荷物を届ける宅急便屋さんでした。ミスしておちこんだりしながらも元気に生きるキキは大事なことを発見していきます。
本が苦手な子にこそおすすめしたい「GO!GO!ブックス」シリーズ5巻目は、しゃべるぬいぐるみの物語! 新しいクラスになじめない主人公「そうた」がリサイクルショップで出会ったのは、人と話ができるぬいぐるみの「だいじょうぶくん」。持ち主の「まりちゃん」を一緒に探してほしいとたのまれて。そうたとだいじょうぶくんの、楽しくもスリリングな冒険の物語!
4月の新学期がはじまったある朝、三年生のアカネちゃんが教室に入ろうとすると、隣の土居くんの席にだれかがいます。こちらをふりかえったその姿は、なんとタヌキ! それは土居くんの本当の姿でした。今学期の目標「なかよく、元気に、しょうじきに!」を守ろうと、土居くんは”正直”に姿を現したのでした。タヌキの土居くんをめぐるクラスの反応がとっても楽しいお話です。
ちびペンギンと2匹のペンギン。箱舟に招待されているのは2匹のみ。仕方なく、ちびペンギンをスーツケースに押し込んで箱舟に乗り込んだ。ところが、世話役のハトときたら、働きすぎでごきげんななめ。おかしなやりとりがとまらない! でも、神さまってどこにいるの? ノアの箱舟をベースにした、世界27か国語で読まれているゆかいで深い物語。
ぼくの部屋に突然おばけ道が現れた。あの世とこの世をつなぐ道で1週間限定らしい。猫のマロンが飛びこんでしまって、さあ大変! 連れ戻すために、なんとぼくまであの世へ行くはめに!? そして、この世に思いを残す人たちのために思わぬ活躍をすることになってしまって…。第32回福島正実記念SF童話賞大賞受賞作品。
このみが引っこした先は、カステラのような見た目のアパート。このみは、大家さんを「ざらめさん」と呼ぶくらい仲よしになるけれど、ざらめさんはよくひとりごとを言ったり、いつもカメを連れていたり、なにやらひみつがあるみたい。カステラみたいにふわふわで心あたたまる物語。第30回小川未明文学賞 大賞受賞作品!
インドに住むヤズミンは、本が大好きな女の子。本おじさんの「まちかど図書館」で本を借りるのが、毎日の楽しみだ。ところが、だれかの通報で、本おじさんは図書館を続けられなくなってしまう。本おじさんを助けたいヤズミンは、読んだ本と市長選挙をヒントに、あることを思いつく。ひとりの女の子の勇気が社会を動かす、希望に満ちた物語。
親友ハックとの宝さがし、転校生ベッキーとのあわい恋など、好奇心いっぱいのトムにとっては毎日が冒険だ。ある日、トムはハックとともに、墓地で殺人現場を目撃!! わんぱくすぎるトムがついには危険な事件にまきこまれてしまう!? 世界一のわんぱく少年トム・ソーヤが、親友のハックとともに冒険をくりひろげる。ワクワクがとまらない、トムの青春物語。
ライオン、トラ、アフリカゾウ、カバ、ワニ…、動物界最強は誰だ! 総勢24頭の猛獣が、頂点を目指してトーナメント戦を繰り広げる、シミュレーション図鑑。迫力あるバトルのカラーイラストにページをめくる手が止まらないかも。対戦の経過を読み込むことで、想像力や分析力が鍛えられそうです。本を読むきっかけ、本を好きになるきっかけとしても、おすすめです。
世にもまれな彫り物師・左甚五郎は、日光東照宮に猫を彫ることに。日光にも六兵衛という優れた彫り物師がいたので、2人に作らせて、よくできた方を御門に飾ることになり…。子どもも大人も楽しめる、名作講談を絵本化。作者の宝井琴調さんは、講談師の名跡。ささめやゆきさんは『あしたうちにねこがくるの』で日本絵本賞などを受賞。
「極地記者」との異名を取る中山由美さんの環境ノンフィクション。そんな中山さんならではの視点から、極地のイメージをくつがえします。「北極と南極どちらが寒い?」「動物で、人間に近づいてくるのは、北極南極どっち?」など、楽しい質問を通して、辿ってきた歴史と、未来の地球の姿が見えてきます。2020年青少年読書感想文全国コンクール 課題図書。
宇宙人は本当にいるの? 宇宙人を探す方法は? どうやって宇宙人と交信するの? 40年前に、アルタイル星に電波でメッセージを送った著者・平林久さんが、宇宙と生命についてわかりやすく語ります。ワクワクする科学ノンフィクション! みんなが知りたい、宇宙のなぞがたくさんつまった一冊です。
「ポッキーの山にうもれたい」「ドーナツめっちゃ食べたい」。そんな軽いノリから、おかし工場に潜入してしまう、なにわっ子コンビとなぞのお嬢様の物語。ベルトコンベヤを流れる、なが~いポッキー生地にこうふん! ドーナツを秒単位で裏返すワザにもびっくり! おもしろくて役に立つ、ドタバタ工場見学コメディ。自由研究にも役立ちます。
ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんが小学4年生のときに出会い、「化学への興味を持つ原点」となった運命の1冊。楽しくておもしろい、理科実験の入門書! 科学者のファラデーが子どもたちに見せた24の実験をイラストと物語でやさしく教えてくれます。1本のロウソクを使ったたのしい実験で、身のまわりのふしぎを学べます。
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