出あう本は、これからのお子さまの世界を大いに広げてくれるはず。
心躍る絵本から文字数が少なくてもおもしろくてつい読んでしまう児童書まで、
お子さまにも大人気のラインナップをご紹介!
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文字に慣れてなくても、
絵で楽しめるもの 絵本から楽しみながら読書の世界に入っていくのもいいですよね。絵からお話を読み取りながら、文字に親しんだり、想像力を豊かに羽ばたかせたりしてくれます。 -
文字が大きく、文字量が
あまり多くないもの 「最後まで読み切る」のも本好きになる大事なポイント。低学年でも読みやすい大きめの文字で、文字量も少なめの本を選びましょう。最後まで読めて自信につながります。 -
明るくてわかりやすい
ストーリー かわいらしい動物やワクワクする怪獣が登場するような、明るくて内容がわかりやすいものだと、夢中になって読み進めることができます。
水泳選手に憧れたコップは、友だちのタオルも誘ってスイミング教室へ。 水洗いに慣れているコップと、苦手なタオル。水を吸って沈んでしまうタオルと、割れるのが怖くて飛び込みができないコップ。プールの水のにおいに戸惑いつつも、けんめいに水泳を習うコップとタオルをユーモラスに描きます。ほのぼのとしてゆかいなストーリーから、挑戦することの楽しさが伝わってきます。
ふたとブタ、カラスとガラス、サルとザル。日本語は、濁点の有無だけで言葉の意味やイメージが変わります。2匹のキツネが不思議な世界に迷い込んで始まるこの物語は、右のページではこんが清音の世界を、左のページではごんが濁音の世界を冒険します。濁点のありなしだけなのにとてもユーモラスで、言葉の面白さに夢中になれる作品です。
時間を進めてくれる、赤い不思議なボール。バジは、苦手な歌のテストで、ボールを使うか迷います。嫌なことがあれば、このボールを使って時間を進めてしまえばいいのですから。歌のテストだって、あっという間です。バジは、ボールを使うのでしょうか。バジの成長を応援したくなる1冊です。「第10回武井武雄記念日本童画大賞」絵本部門大賞受賞作!
もうすぐクラス対抗の「おおなわとび大会」。なわとびが苦手なケンタの前に、おおなわをもった謎のおとこが登場して? ページをめくるたびにドキドキワクワクしながら、ダイナミックな構図とユーモアたっぷりの絵柄に引き込まれていきます。「友情」と「苦手克服」をテーマにしつつ、跳びそうもないものが跳んでしまうおもしろさは、読み聞かせにもおすすめです。
ある雨の日、お姉ちゃんと留守番をしていたら、変な子どもが泣きながらやってきて… お天気のように機嫌が変わりやすい、おかしなお客さまが巻き起こす大騒動! 人形アニメーション絵本ですが、感情でころころお天気を変えてしまう人形の表情がとても豊かで引き込まれます。韓国を代表する絵本作家ペク・ヒナさんの魅力が詰まった絵本。
5歳のレッツは、大好きな読み聞かせなのに「なんかちがう」「うるさいな」と感じて。字が読めるようになって、自分ひとりで読む「読み方」を手に入れるときがきたようです。音読、黙読…と、レッツが「読む」ことに真剣になるようすは、くすりと笑えて、でも深いのです。ひこ・田中さんの物語に、絵本作家ヨシタケシンスケさんがイラストを描き下ろした大人気シリーズ。
どんな時も冷静沈着、趣味はティータイムと読書というIQ1104の頭脳を誇る名探偵、おしりたんてい。彼のもとには、トラブルに巻き込まれた人たちからの依頼や怪盗からの挑戦状が次々に舞い込む…。数々の難事件を助手のブラウンとともに「ププッ」と解決! オシャレでユーモラスな謎解き絵本。映画やアニメにもなり、子どもたちに大人気!
ひとり修業の旅にでたゾロリは、あるときお姫さまの花むこにりっこうほすることにしました。ゾロリの奇想天外な作戦にわくわくする第1巻。わかりやすい痛快ストーリーは、お子さまが初めて一人で読み切るにも最適です。
ココと妹のナッちゃんは、まもなくお姉ちゃんになります。ある夜、お母さんは赤ちゃんを産むために入院しました。おばあちゃんがやってきて、ふたりの面倒を見てくれます。はじめはご機嫌なナッちゃんでしたが、ココと言い合いになって大泣きをして。『おねえちゃんって、もうたいへん!』から始まったシリーズ8作目。おねえちゃんの気持ちに寄り添う成長物語です。
「やらないことリスト」を作っている子ウサギのベティ。ベティが苦手なことに挑戦できるように、ルルとララはコーヒーの味がする、とっておきの美味しいティラミスを作ります。「ルルとララのおかしやさん」シリーズは、全ページイラスト入りで子どもにもつくれるお菓子のレシピがいっぱい! おはなしとクッキングが楽しめる、大人気のシリーズです。
植物の葉や花びら、実でつくる8つの草笛をめぐる短編童話集です。子どもたちが草笛をならすと、音色にさそわれて動物があらわれます。カラスノエンドウの笛の音をききつけたのは、豆ごはんの豆を集める、野ねずみの家族。植物の音色がとりもつ、子どもたちと野のいきものとのあたたかな交流の物語。オノマトペがおもしろく、初めて一人で読むのにも最適です!
元上野動物園園長の小宮輝之さん監修「だれの」シリーズ3巻目。動物の体の模様や形を見て、なんの動物のものか当ててみよう! クイズに答えていくうちに、だんだん特徴をつかめてきて、体の模様や形が、その生きもののくらしにどれだけ適したつくりなのかもわかります。全国学校図書館協議会・選定図書(2022)。
ムシムシ新聞社の自然科学部記者の七星あまみちはテントウムシ。読者からの投稿で虫のギタイを調べることになりました。枝がしゃべったり、ウンチが動いたり、おどろくようなギタイがいっぱい。でも、なぜここまでギタイをするのか。ギタイの不思議をわかりやすくユーモラスなイラストで説いていく知識絵本。
かみなりってなあに? どこでどうして生まれる? 地面におちるのはなぜ? かみなりの不思議さや美しさ、自然の姿をとらえた、迫力満点の写真絵本。かみなり雲の中でどうやって電気ができるのか、その電気がどうして地上に落ちてくるのか、リアルな写真とやさしいことばでおしえてくれます。かみなりを不思議に思ったらおすすめの1冊です。
みつけよう