ワクワクする高揚感や感動する気持ちが心の成長を促します。
面白いのでつい夢中になって読み進められ、
読書感想文を書くにも役立つおすすめの本9選をご紹介します。
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「最後まで読めた!」という
実感が持てる短めのもの 自分で選んだ本を最後まで読み終えられた経験は、読書以外の学びにもプラスの影響を与え、いろんなことに前向きに取り組む姿勢につながります。 -
好きなジャンルができ、
自分の世界を広げるもの 冒険ものやファンタジー、推理ものなどの好きなジャンルができると、自分の世界を広げるきっかけにもなります。 -
昔からの名作や、
古典の入り口「昔話」 ロングセラーの名作は、感受性が豊かな小学校中学年の心の成長をうながします。また「昔話」は上の学年で習う「古典」の入り口にもなります。
幸運な人だけがたどりつける、ふしぎ駄菓子屋 銭天堂。そこにはたくさんの魅惑の駄菓子が並んでいる。店主・紅子がすすめる駄菓子は、どれもその人にぴったり。でも、食べ方や使い方をまちがえると…? テレビアニメにもなった人気シリーズ。全国学校図書館協議会・選定図書。第3回「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」で第1位。
「ひとり立ち」するためにはじめての街にやってきた13歳の魔女キキと相棒の黒猫ジジ。彼女が懸命に考えて自立するために始めた仕事は、ほうきで空を飛んで荷物を届ける宅急便屋さんでした。ミスしておちこんだりしながらも元気に生きるキキは大事なことを発見していきます。アニメや映画化もされ、世界各国で愛されている名作。
いつものことながら、事件にであうミルキー杉山。「食わず女房」では、ごはんを食べない妻を不思議に思う依頼人とともに、森の奥へ調査に入ります。そこでミルキーが目にしたのは、なんでしょうか? ぜひ謎解きを楽しんでください。杉山 亮さんと中川大輔さんがお届けする、小学生に大人気の探偵ミルキーシリーズ第23弾!
ひげおじさん』
今日は新しい特急列車がはじめて走る日。車掌のひげおじさんは大はりきり。ところが発車寸前、元気な女の子ヨリーがかけこんできて、列車の下にもぐりこんだハリネズミを助けます。列車の出発はおくれ、とんでもない事件が発覚して…。ハラハラドキドキが止まらない、オランダの国民的作家と画家による珠玉のコラボ作品。
ぬすまれる!?』
4年1組のオバケ探偵団に2組のオサムから相談が!「このごろ時間があっというまになくなるんだ。それって、オバケのせい?」。オバケが見える一族の中でも特に強い力を持つホオズキくんと、同級生のマサキとおマツがオバケ事件を見事解決! どきどきハラハラするストーリーの中に、子どもたちが生きる上で大事なことを描いたシリーズです。
南部アフリカのむかしばなし』
体は小さくても賢いムトゥラは、いつも威張っているライオンや、こわいワニ、ゾウなど、自分よりずっと大きくて力が強い動物たちを、たくみな話術と機転でだまして出し抜きます。ツワナの人たちに伝わる昔話を、南アフリカで育った作者が再話。ユーモアあふれる挿絵もたくさん入り、ノウサギとカメの競争など、親しみやすいものも。
世にもまれな彫り物師・左甚五郎は、日光東照宮に猫を彫ることに。日光にも六兵衛という優れた彫り物師がいたので、2人に作らせて、よくできた方を御門に飾ることになり…。子どもも大人も楽しめる、名作講談を絵本化。作者の宝井琴調さんは、講談師の名跡。ささめやゆきさんは『あしたうちにねこがくるの』で日本絵本賞などを受賞。
世界一の先生が教える
超おもしろい理科』
ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんが小学4年生のときに出会い、「化学への興味を持つ原点」となった運命の1冊。科学者のファラデーが子どもたちに見せた24の実験をイラストと物語でやさしく教えます。楽しくておもしろい、理科実験の入門書! 1本のロウソクを使ったたのしい実験で、身のまわりのふしぎを学べます。
土の中の11か月』
カブトムシときいて思い浮かべるのは、あの立派な角をはやした成虫のオスの姿でしょう。でもこの姿ですごすのは、カブトムシの一生のうちわずかひと月ほど。それ以外の時期は地面の下でひたすら腐葉土や朽ち木を食べてすごしています。最近のさまざまな研究による、幼虫たちの暮らしぶりをご紹介。幼虫飼育のヒントも。
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