高校生の読書感想文におすすめの本18選。本を選ぶポイントも! 電子図書館 まなびライブラリー

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読書による興味関心が広がり専門性を深めることにつながる、高校生の読書。
多岐にわたる本を読み、感想文を書くことで、進路選択をはじめとする未来を自分の意思で決める力を育みます。
おすすめの本18選をご紹介します。
  • ファンタジー 烏に単は似合わない
  • 感動・サスペンス ラブカは静かに弓を持つ
  • リピート
  • 死にたがりの君に贈る物語
  • ノンフィクション 日本国憲法の二〇〇日
  • 名作 福沢諭吉「学問のすすめ」 ビギナーズ 日本の思想 アニメカバー版
  • セロ弾きのゴーシュ アニメカバー版
  • 羅生門・鼻・芋粥 アニメカバー版
  • 舞姫・うたかたの記 アニメカバー版
ファンタジー 烏に単は似合わない
感動・サスペンス ラブカは静かに弓を持つ
青春・感動 八月の御所グラウンド
ノンフィクション 日本国憲法の二〇〇日
名作 福沢諭吉「学問のすすめ」 ビギナーズ 日本の思想 アニメカバー版
本を選ぶポイント
  • 社会で注目されているテーマ AIや格差社会など、社会で注目されているテーマを選ぶと、自分の考えも深まり、視野も広がります。それを解決するためにはどうすればよいかを考えるところから、感想文を書くこともできます。
  • 自分の興味関心のあるもの 趣味や部活動など、自分が興味関心のあるものだと内容も理解しやすく、自分の考えと比較しながら書くことができます。将来の進路選択や推薦入試の際の志望動機を記入する際にも役立ちます。
  • 同世代がテーマのもの 同じ高校生が主人公だと感情移入しやすいので、普段本に親しんでいない人でも、読み進めることができるでしょう。感想文も自分の考えと比較することで、スムーズに書けます。
ファンタジー
烏に単は似合わない
『烏に単は似合わない』

[ 作 ] 阿部智里 [ 出版社 ] 文藝春秋

人間の代わりに八咫烏(やたがらす)の一族が支配する世界「山内」ではじまった世継ぎの后選び。有力貴族の姫君四人の壮大なバトルの果て……。松本清張賞を最年少で受賞、そのスケール感と異世界を綿密に組み上げる想像力で選考委員を驚かせた期待のデビュー作は、壮大な時代設定に支えられた時代ファンタジー!

最初に読んだ文から最後の文までまるっきり印象が違って、ひとつのお話でこんなに世界観が変わるのだと驚きました。怖くもあり、美しくもありでとっても面白かったです。小説好きな人に是非読んでほしい本です!
話の終盤に来る急展開が予想外過ぎて、それまでは普通に宮中の異世界ラブコメだと思って読んでいたのにミステリー小説で最後に全部ひっくり返ったみたいな感覚になって最後まで鳥肌が止まらなかった。凄く面白かったです!
感動・サスペンス
ラブカは静かに弓を持つ
『ラブカは静かに弓を持つ』

[ 作 ] 安壇美緒 [ 出版社 ] 集英社

少年時代、チェロ教室の帰りにある事件に遭遇し、以来、深海の悪夢に苛まれながら生きてきた橘。ある日、上司の塩坪から呼び出され、音楽教室への潜入調査を命じられる。師と仲間との出会いが、奏でる歓びが、橘の凍っていた心を溶かしだすが、法廷に立つ時間が迫り…。第6回未来屋小説大賞受賞の想像を超えた感動へ読者を誘う、心震える“スパイ×音楽”小説!

なんだかもう本当に、良すぎました。良い、って言葉だけじゃ表せないくらいでした。自分も音楽に小さい頃から触れている身なので、親近感があって読み出したお話でしたが、チェロが出てきた時点で、あぁ私とはちょっと違うかもと思いました。主人公の容姿が整ってるのも私とは違うなと思いました。けど、最後、泣けました。びっくりしました。今も泣いてます。たくさんの人に読んでもらいたい小説だなと思いました!
綺麗。本当に言葉というか、その人物がとても綺麗にかかれている。物語の途中に出てくる「戦慄きのラブカ」という曲があって、読み終わったあと聞いたらこの本に合うなって感じた。読むにつれてどんどん入り込んで行くような小説。
リピート
『リピート』

[ 作 ] 乾 くるみ [ 出版社 ] 文藝春秋

もし、現在の記憶を持ったまま十カ月前の自分に戻れるとしたら――。この夢のような「リピート」に成功し、人生の「やり直し」に臨もうとしている、年齢も職業もバラバラの十人の男女。彼らは一人、また一人と、次々と不審な死を遂げていく。誰が「リピーター」を殺しているのか? 家族にも警察にも相談できないまま、独自の捜査を行う彼らが辿りついた衝撃の真相とは――。ミステリー界の鬼才が、永遠の名作『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』に挑んだ傑作の登場!

大どんでん返しでした!! 読んだ後なかなか寝付けないくらい感情が揺れ動き、興奮や焦燥感、絶望感から優越感まで、さまざまな気持ちを味わえました。しかしながら、充分すぎるほどのミステリー、ストーリー性、SF設定。過去の文学作品「そして誰もいなくなった」「リプレイ」を踏まえて読むともっと楽しめるお話になっています。
今までにないほど本の世界に飲み込まれました。トップを見てどんな真実があるのだろうと思いながら読んでいたので、より考えさせられました。
死にたがりの君に贈る物語
『死にたがりの君に贈る物語』

[ 作 ] 綾崎 隼 [ 出版社 ] ポプラ社

全国に熱狂的なファンを持つ、謎に包まれた小説家・ミマサカリオリ。だが、人気シリーズ完結を目前に訃報が告げられた。ミマサカに心酔していた16歳の少女・純恋が後追い自殺を図ってしまう。やがて、とある山中の廃校に純恋を含む七人の男女が集まった。いずれもミマサカのファンで小説をなぞり廃校で生活することで、未完となった作品の結末を探ろうとしたのだ。だが、そこで絶対に起こるはずのない事件が起きて――。著者自身の根源的な問いを内包する、痛切な青春ミステリー!

少し長い作品だけど、読んでみると時間を忘れるくらいに引き込まれて続きがどんどん気になってしまう作品です。この真実や結末を想像しながら読んだのですがびっくりするくらいのどんでん返しで読んでいて楽しかったし、感動しました。この作品のタイトル回収がとても綺麗で、とても震えました。私の語彙力では語りきれないほどの素晴らしくて美しい作品なのでぜひいっぱいの人に読んでいてほしいです。
表紙に心引かれて読んでいくと、ミステリーみたいなドキドキ感と繊細な話に気がつくとどんどん読んでいました。そして最後の1ページにビックリしてすごいと思ったので、みんなも読んでくれると嬉しいです。
青春・感動
八月の御所グラウンド
『八月の御所グラウンド』

[ 作 ] 万城目 学 [ 出版社 ] 文藝春秋

直木賞受賞作品! 女子全国高校駅伝――都大路にピンチランナーとして挑む、絶望的に方向音痴な女子高校生。謎の草野球大会――借金のカタに、早朝の御所G(グラウンド)でたまひで杯に参加する羽目になった大学生。京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマとは…? 青春の、愛しく、ほろ苦い味わいを綴る感動作2篇!

荒野
『荒野』

[ 作 ] 桜庭一樹 [ 出版社 ] 文藝春秋

鎌倉で小説家の父と暮らす少女・荒野。「好き」ってどういうことか、まだよくわからない。でも、中学入学の日、電車内で見知らぬ少年に窮地を救われたことをきっかけに、彼女に少しずつ変化が起き始める。少女から、大人へ――荒野の4年間を瑞々しく描き出した、たまらなくいとおしい恋愛“以前”小説。

500ページがあっという間に感じるほどに面白い作品でした。人とは少し違う暮らしをして来た荒野の複雑な家庭環境がリアルでした。小説家のお父さんの仕事仲間という名目で家に上がり込む愛人。唯一信頼できた女性さえもお父さんの手中にいた。荒野は漠然と、恋というものに嫌なイメージがあったのかもしれません。恋とはなんなのか、私が恋をしていいのか。いろんなことに悩んで、変化していく荒野の姿は、本当の荒野のように荒々しく、綺麗でした。
儚く脆くもそれなりに強く、移り行く季節と共に、ゆっくりでいて速く成長して行く荒野。彼女と自分に重なる思考回路があり、読み終えた時には、心に寄り添う一冊となりました。ただの恋愛小説ではなく、その奥に何かがある様に感じた。自分にはそれが何なのかハッキリと輪郭を捉えられなかったけれど、感じることは出来ました。絶賛成長期の私たちが読むべき一冊だと思います。
コンビニ人間
『コンビニ人間』

[ 作 ] 村田沙耶香 [ 出版社 ] 文藝春秋

36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる――。ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。累計170万部突破&39カ国語に翻訳(2024年5月現在)。米国〈ニューヨーカー〉誌のベストブック2018に選ばれるなど、世界各国で読まれている話題作。第155回芥川賞受賞!

独特な表紙に引かれて読んでみましたが、とても面白かったです。200ページ弱ということもあって個人的には少し話が短めで、もっと読みたかった!という作品でした。無意識の内に頭の中に情景が次々と映像のように流れて来ます。求めていたのはこれだ!という文章の美しさが特徴です。三人称視点のようで、一人称視点で進んでいく様は主人公の淡々とした思考を表しているようで主人公の特異さがよくにじみ出ていました。ほんの数ページでも読んでもらいたい作品です。
人間が思っている「普通」とは何かと考えられる小説でした。「普通」は人を決めつけていたり苦しめたりするということがわかりました。
武道館
『武道館』

[ 作 ] 朝井リョウ [ 出版社 ] 文藝春秋

結成当時から、「武道館ライブ」を合言葉に活動してきた女性アイドルグループ「NEXT YOU」。さまざまな手段で人気と知名度をあげ、一歩ずつ目標に近づいていく。しかし、注目が集まるにしたがって、望まない種類の視線も彼女たちに向けられる。恋愛禁止、スルースキル、炎上、特典商法、握手会、卒業……。発生し、あっという間に市民権を得たアイドルを取り巻く言葉たち。それらを突き詰めるうちに見えてくるものとは――。「現代のアイドル」を見つめつづけてきた著者が、満を持して放つ傑作長編! デビュー作『桐島、部活やめるってよ』は第22回小説すばる新人賞を受賞し、映画もヒット!

交差する人間関係に追い詰められていくなかで、主人公の愛子やその仲間が本当のアイドル像を模索していく、複雑な思いを持つ思春期のみなさんにぴったりな一冊です。SNSなど、現代にとっては馴染み深い描写があったり、アイドルを追う側、つまりオタクも登場してきたりするので推しがいる人は読んでいて楽しめるのではないかなと思います。
読んでいくうちにわたしも作中のファンのように彼女達のファンになっていました。わたしは主に男性アイドルを推しているのですが、女性アイドルという違いはあっても共感できるところが結構ありました。普段はアイドルが考えたり、感じたりしていることはわからないけれど少し分かったような気がしました。みんな選択を繰り返していくのが人生。後悔がないよう、後ろ振り向かないよう大切に歩きたいです。
ライオンのおやつ
『ライオンのおやつ』

[ 作 ] 小川 糸 [ 出版社 ] ポプラ社

人生の最後に食べたいおやつは何ですか――。若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた。すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。

今、普通だと思っていることは普通ではなく、かけがえのない大切なものだったということに気づかされた本でした。病気などになってしまったら、この物語のような人の温かみを感じられる場所で、死を迎えられればいいなと思います。
まず、この本は泣けます。ぼろぼろ涙が出てきます。主人公の雫さんが自分を見つめ返している場面ではいろいろな感情がわいてきて命の尊さとか存在の意味とか、いろいろ考えさせられます。でも読み終わったあとは爽やかさが残るとてもいい本です。ぜひ読んでほしい!
食堂かたつむり
『食堂かたつむり』

[ 作 ] 小川 糸 [ 出版社 ] ポプラ社

トルコ料理店でのアルバイトを終えて家に戻ると、部屋の中が空っぽになっていた。突然、同棲していた恋人に何もかもを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、主人公の倫子はさらに声をも失う。たったひとつ手元に残ったのは、祖母から譲り受けたぬか床だけ。山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな小さな食堂を始める。一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂。次第に食堂は評判になるが――。五感をくすぐる瑞々しく繊細な描写と、力強い物語運びで話題を呼んだデビュー作。

戸村飯店青春100連発
『戸村飯店青春100連発』

[ 作 ] 瀬尾 まいこ [ 出版社 ] 文藝春秋

大阪の超庶民的中華料理店、戸村飯店の2人息子。要領も見た目もいい兄、ヘイスケと、ボケがうまく単純な性格の弟、コウスケ。家族や兄弟でも、折り合いが悪かったり波長が違ったり。ヘイスケは高校卒業後、東京に行く。大阪と東京で兄弟が自分をみつめ直す、温かな笑いに満ちた傑作青春小説。坪田譲治文学賞受賞作。

トオリヌケ キンシ
『トオリヌケ キンシ』

[ 作 ] 加納朋子 [ 出版社 ] 文藝春秋

人生の途中、はからずも厄介ごとを抱えることになった人々。でも、「たとえ行き止まりの袋小路に見えたとしても。根気よく探せば、どこかへ抜け道があったりする。」(「トオリヌケ キンシ」より)他人にはなかなかわかってもらえない困難に直面した人々にも、思いもよらぬ奇跡が起きる時がある――。短編の名手・加納朋子さんが贈る六つの物語。

物語に散りばめられた伏線が終結していくのは読んでいて面白いし、全部の話に感動できた。やっぱり加納先生の本は面白い。
トオリヌケた先には必ずどこかに出口がある。このフレーズ、最初は、意味が分かりませんでした。でも、読み終わった今なら分かります。壁にぶつかっても、必ずトオリヌケルところがあって、その先には出口があるということに。前向きな気持ちになって、スッキリしました!!
あの夜を覚えてる
『あの夜を覚えてる』

[ 脚本 ] 小御門優一郎 [ 小説 ] 山本幸久 [ 出版社 ] ポプラ社

ラジオに救われた経験から、新人ADとして働く植村杏奈。担当するオールナイトニッポンでは、俳優・藤尾涼太がパーソナリティを務めて100回目という大きな節目を迎えていた。しかし藤尾が女性と深夜デートをしていることが雑誌に取り上げられ、事態は思わぬ方向に転がり始める。大反響を呼んだオールナイトニッポン55周年記念公演を小説化! 舞台は深夜のニッポン放送。すべてのラジオ好きに捧ぐ物語。

推しがオールナイトニッポンで番組を持っているので読んでみました。ラジオを中心に話が回っていき、最後の答え合わせもラジオで行われて綺麗に終わっていてよかったです。オールナイトニッポンの生放送でときにはハプニングが起きるのも含めてリスナーと共に番組を作っていくのが長年愛される理由なのかな~と思いました。読み終えたあとはラジオが聞きたくなるそんな一冊でした。
リスナー側の気持ちや、番組スタッフなど普段あまりメインにされないような立場から物語が進められていて、新しい視点で読むことができて面白かったです。うまくしゃべることのできない藤尾を植村さんが背中を押して、また一夜限りのオールナイトニッポンを作り上げていくシーンは読んでいて感動しました。また、植村さんの成長や後輩、先輩、藤尾との掛け合いも見所なのでぜひ、注目して読んで見てください。
ノンフィクション
日本国憲法の二〇〇日
『日本国憲法の二〇〇日』

[ 作 ] 半藤一利 [ 出版社 ] 文藝春秋

3月10日の東京大空襲で九死に一生を得た著者は疎開先、茨城県下妻を経て新潟県長岡で日本の敗戦を迎える。そのとき15歳。そして日本は、戦後を生きる原理となる新憲法の策定作業に入る。占領政策を決めるGHQ指令が次々と発せられる中、昭和21年3月6日、遂に「憲法改正草案要綱」が閣議決定される。あの敗戦より204日。この苛酷ではあるが希望に満ちた日々を、歴史探偵・半藤さんが史家の目に少年の目を織り交ぜつつ、哀切に描きます。

名作
福沢諭吉「学問のすすめ」 ビギナーズ 日本の思想 アニメカバー版
『福沢諭吉「学問のすすめ」 ビギナーズ 日本の思想 アニメカバー版』

[ 作 ] 福沢諭吉 [ 訳 ] 佐藤きむ [ 解説 ] 坂井達朗 [ 出版社 ] KADOKAWA

国際社会にふさわしい人間となるために学問をしよう! 維新直後の明治の人々を励ます福沢のことばは現代にも生きている。現代語訳と解説で福沢の生き方と思想が身近な存在になる。略年表、読書案内付き。TVアニメ「文豪ストレイドッグス」×角川文庫コラボ、アニメ描き下ろしコラボカバー版!

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セロ弾きのゴーシュ アニメカバー版
『セロ弾きのゴーシュ アニメカバー版』

[ 作 ] 宮沢賢治 [ 出版社 ] KADOKAWA

楽団のお荷物だったセロ弾きの少年・ゴーシュが、夜ごと訪れる動物たちとのふれあいを通じて、心の陰を癒しセロの名手となっていく表題作。また「やまなし」「シグナルとシグナレス」「氷河鼠の毛皮」「猫の事務所」「雪渡り」「グスコーブドリの伝記」など、賢治が生前に新聞・雑誌に発表した名作・代表作の数々を収める。TVアニメ「文豪ストレイドッグス」×角川文庫コラボ、アニメ描き下ろしコラボカバー版!

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羅生門・鼻・芋粥 アニメカバー版
『羅生門・鼻・芋粥 アニメカバー版』

[ 作 ] 芥川龍之介 [ 出版社 ] KADOKAWA

大正5年、東大在学中の芥川は、久米正雄・菊池寛らと創刊した第四次「新思潮」に「鼻」を発表、漱石の賞賛を得、異才はにわかに文壇の脚光を浴びた。『今昔物語』に取材の表題作のほか、人生の暗黒を見つめる理知と清新な抒情、卓抜な虚構と明晰な文体は、すでにゆるぎない作風を完成している。TVアニメ「文豪ストレイドッグス」×角川文庫コラボ、アニメ描き下ろしコラボカバー版!

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舞姫・うたかたの記 アニメカバー版
『舞姫・うたかたの記 アニメカバー版』

[ 作 ] 森 鴎外 [ 出版社 ] KADOKAWA

エリート官僚の太田豊太郎は、留学先で孤独に苦しむ中、美貌の舞姫エリスと恋に落ちた。世紀末のベルリンを舞台に繰り広げられる激しくも悲しい青春を描いた「舞姫」と、「うたかたの記」「文づかい」のドイツ三部作、そして翻訳佳編「ふた夜」、帰国後の元留学生官僚を描く「普請中」の計5編を収録。TVアニメ「文豪ストレイドッグス」×角川文庫コラボ、アニメ描き下ろしコラボカバー版!

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  • 高校生の読書感想文におすすめの本をご紹介します。本を選ぶポイントも解説!
  • ベストセラーや感動の青春小説、話題の社会テーマをやさしく解説する新書まで、面白いのでつい夢中になって読み進められる本をラインナップ。読書が苦手な高校生にもおすすめです。
  • 「まなびライブラリー・たいけんひろば」は、小学生・中学生・高校生のかたに、本が読みたくなる、本好きになる約1000冊のおすすめブックリストとして無料でお役立ていただけます。
  • 試し読みができるから、読みたくなる本にどんどん出合えます。夏休み・冬休みの読書感想文・自由研究の本を探すときにもぜひご利用ください。
  • 「たいけんひろば」でご紹介する本はすべて、進研ゼミに入会すると、追加受講費なしで自由に読むことができます。
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